母の婚約指輪を使って新しい婚約指輪を造る事はできますか?

「ジュエリーと宝石の事はasterismで何でも聞いてみちゃいましょーよ!」

って事で

ただ今、『ジュエリー何でも相談会』を開催しています。

☝画像をクリックするとイベント内容がご覧いただけます

 

 

「ジュウハチキンって何なんですか?」とか。

「ホワイトゴールドってプラチナですか?」とか。

「この指輪についてる赤い宝石は本物ですか?ルビーですか?」とか。

 

 

どんな事でも思う事があったらasterismで

聞いてみちゃえば良いと思います、相談料は0円ですし(笑)

 

ただ、僕も全てに精通しているわけではないので

もし僕がわからない事は

一緒に調べて考えるという方向でお許しください(・・;)

 

 

 

さて、今日は実際にあったご相談のお話を皆さんにご紹介しておきます。

 

「この指輪を使って新しい婚約指輪を造りたいんですけど、できますか?」

 

お話を聞くと、この指輪とは

過去に彼氏さんのお父さんがお母さんに贈った婚約指輪。

お父さんがお母さんに贈った婚約指輪

 

このままを彼女さんの指のサイズに直して

使う事もできるのですが

彼女さんにはご希望のデザインがある様子。

ダイヤモンドだけを使って

彼女さんへの婚約指輪を

お好みのデザインで新たに造りたいという事でした。

 

「良いじゃないですか!!!」

 

新しいダイヤモンドを使って婚約指輪を創る事も

もちろんステキな事。

 

でも、お父さんとお母さんからお許しいただき

歴史を受け継いでいくという事は

これまたロマンチックで、その価値はまさにプライスレス♪

 

ご希望のデザインを聞いて頭を抱えましたが・・・

(決して嫌なわけではありません。かなりハイクラスなデザインなんです)

やりましょう!

 

早速、リングからダイヤモンドを外しました!

 

さらにダイヤモンドを外したリングは再利用したいそう。

 

お母さんの誕生石を新たに加えて、またお母さんの元に返したいんですって。

 

とってもステキなアイディアじゃないですか?

 

自分たちが使わせてもらうだけじゃなくて

元々の材料を使ってお母さんの誕生石を添えたいなんて(涙)

 

「指輪orネックレスとどちらにしましょうか?」と尋ねつつ

当初は主婦が使いやすく、お守りになりやすいアイテムとして

ネックレスをご提案していたのですが

よくよく考えると

元々の材料(リング部のプラチナ)を使うとなると

ネックレスではどうしても材料が余ってしまう。

 

最終的に指輪をご提案させていただきました。

 

日々の家事を考えると指輪は日常使いしにくいのですが

材料を余すことなくフルに使えますし、

お二人のお式の時に間違いなく着用できるんですよね。

(お着物を着られる事を考えるとネックレスは難しい)

 

お二人の挙式で密かな心温まるエピソード。

 

ちょっと司会者さんにお願いして

披露宴では婚約指輪のストーリーを紹介してもらいたいくらいです!

 

お二人の婚約指輪にはお母さんから受け継いだダイヤモンドが。

お母さんの指にはお二人からの感謝の気持ちの指輪が。

 

とってもステキじゃないですか???

 

二つの指輪が出来上がったら

またこのブログにてご紹介しますね(^-^)