活躍の場がなくなっていた”婚約指輪” 娘を想う『お母さんの決心』

20歳になる娘に何かしてあげたいとお考えの方に

今日はそんな方に向けてブログを書いています。

アステリズムでは20歳を迎えるご両親からのご相談が多いのですが、

人から人へ。

アステリズムを体験していただいた方からの繋がりで

最近はさらにご相談数が増えています。

ありがとうございます。

何を贈ってあげたら良いのかわらない方が多いと思います。

少しでもジュエリーが頭によぎったら遠慮なく頼っていただきたいと思います。

さて、本題へ

いただいた婚約指輪を娘に贈りたい

「20歳になった娘に何かカタチに残る物を贈ってあげたい」

子供が大人として社会に認められるようになる、人生の中でも大きな節目の時。

今までの思い出を振り返りつつ、少し淋しい・ついつい心配・今後も応援していきたい

親として色んな感情が湧き出る時でもあるのかなぁと想像します。

お嬢さんが大好きなお父さんが贈ってくれた婚約指輪。

20歳の記念に、その婚約指輪を使って

お嬢さんにペンダントネックレスを造ってあげたいと相談をお受けしました。

プラチナダイヤモンドリング
立派なダイヤモンドが留まった婚約指輪
お嬢さんだけのオンリーワンデザインに

cuteなものよりstylishなものが好き。

かわいいよりカッコいいが好き。

そんなお嬢さんの好みを教えていただきながら、一緒に色々と考えてみました。

アステリズムの壁
お嬢さんが好むであろうデザインを
一緒に色々考えました

シンプルなデザインになったので、少しオンリーワンな要素を入れておきます。

ダイヤモンドを留める位置は時計でいう5時の位置。

お嬢さんの誕生月の位置です。

そして、出来上がり

いかがでしょうか?

メンズライクに使えるように長めのチェーンをセッティングしています。

オーダー主のお母さん、とっても喜んでいただけました。

プラチナダイヤモンドペンダントネックレス
最後に思うこと

皆さんが20歳の記念に本当に贈りたいものってジュエリーなんでしょうか?

ジュエリー屋が言うのもなんですが、ボクは違うと思います。

はじめに書いた、淋しさ・心配・応援・希望・期待などの想いなんだと思います。

アステリズムにオーダーくださる方は皆、感動ドラマをお持ちです。

今回のオーダー主さまもドラマをお持ちでした。

決して平坦ではなかった道のりで家族愛を紡いできたのです。

そんな感動ドラマが生み出す様々な想いを

カタチに残せるジュエリーに詰め込んで贈るのだと思います。

当初はお母さんがこのペンダントネックレスを遠く離れたお嬢さんのもとへ直接渡しに行く予定でした。

コロナ禍のこの状況で、その計画も断念せざるをえなくなりました。

それを知ったお嬢さんが「お母さんに会いたいよ・・・」と泣いてしまったという話を聞いて

胸が締め付けられる思いになりました。

今は会えないけど、このペンダントネックレスが手元に届いて

身に着けることによって家族の繋がりを感じてね。元気をだしてね。

とボクなりにエールを送りたいと思います。

大丈夫!

お父さんも、お母さんもそばに居るからね。