指輪のサイズのちょっと深いおはなし

いよいよ平成も残り1日。

asterismは明日が定休日になるため

このブログが平成最後のブログとなります。

 

 

皆さんにとって平成はどんな時代でしたか?

 

僕は昭和生まれ。平成に変わったのは中学生の時。

これまで平成という時代を考えもせずに

今の今まで過ごしてきました。

この1か月で初めて

改めて振り返ってみたというのが正直なところです(^^;)

 

これから迎える令和はどんな時代になるのでしょう?

 

いつだって時代は勝手に作られていくものではなく

我々一人一人の細やかな行動と想いが作り上げている

といっても過言ではないと思います。

 

良い時代にしていきましょうね!

 

 

さて、本日は昨日の投稿(こちら↓)

https://asterism-jewelry.jp/jewelry-consultation

でお受けした

「8.9号とかの指輪のサイズも出来るのかな?」

というご質問にお答えするかたちで書いています。

 

 

まず、8.9号というサイズを作る事はできます。

指輪のサイズは日本の慣習サイズ(JIS規格とは別です)として

こう決まっています。

ちなみに昨日の投稿の8.5号。

8.5号というハーフサイズはゲージに存在しませんが

8号(直径15.4mm)と9号(直径15.7mm)の

ちょうど半分、直径15.55mmのサイズを指す事になります。

8.9号というのは8号と9号の差を10等分した

9/10ですから直径15.67mmのサイズを作れば良いという事になります。

 


実はオーダーメイドジュエリーというのは

何も見た目のカタチだけではなく

こういった細かなサイズも個々に対応が可能という事でもあります。


 

ただ、ご覧の通り

数値だけではかなりの精密さになりますので

数値を追うよりもやはり肌感覚だと思われます。

 

 

 

ちなみに。

僕の結婚指輪のサイズは・・・

 

 

15.2(笑)

 

 

これはこの指輪が海外品でありISO規格で作られているための誤差です。

ISO規格ですと 56 直径17.82 というサイズであり

日本の慣習サイズでいう15.5号あたり。

実際は着け心地を良くすために

それより若干絞って作られた指輪・・・という事なんです。

 

日本ではまだまだ慣習サイズが主流ですが

世界ではISO規格が主流で

日本でもISO規格を原案とするJIS規格も広まりつつあります。

 

 

 

 

今日はこの辺で。

 

思い残すことのない平成を。

そして令和でまたお会いしましょう!(^-^)