5.0mm幅のプラチナピンキーリングと立爪のプラチナダイヤリングを溶解してリメイクしたおはなし。

「リメイク・リフォームする時、付いていた宝石を使用するのは

わかるのですが元々の貴金属はどうなるんですか?」と

ご質問いただく事があります。

 

一般的にはどこのお店も

持ち込まれたジュエリーの貴金属はお買取りして

新しくリメイク・リフォームする金額から

相殺するというシステムだと思われます。

 

asterismではリメイク・リフォームを行う際、

オーナーさまが持ち込まれたジュエリーの貴金属は

極力溶解して使用しています。

「想い入れのあるものだから貴金属も使用してほしい」という

オーナーさまお望みを叶えつつ、

少しでもリメイク・リフォームの材料費を抑えるためです。

 

プラチナ リング

上は2018年12月28日に一度ご紹介した投稿です。

 

この投稿後にミドルフィンガー(中指)リングを

サイズ変更しこちらもピンキーリングになりました。

 

オーナーさま着用写真です。

2本を重ね着けした状態。めちゃくちゃカッコイイです♪

 

今日はこちらのリングを再度ご紹介をしますね。

 

オーナーさまは長年愛用されている

平打ち5.0mm幅のプラチナピンキーリングのデザインを

少し変えたいな・・・とお思いでした。

 

僕はたまたまリングのオリジナルデザインを

考えていたところで、そのイメージをお伝えすると

オーナーさまに気に入っていただけました♪

 

話は加速し、立爪のプラチナダイヤリングもあるので

そのプラチナもダイヤも使用して2本のリングを造る事になりました。

 

その製作過程の一部をどうぞ。

5.0mm幅のプラチナリングを溶解します。

 

 

溶解を終えて徐冷しているところ。

(立爪リングも同じ作業をしています)

 

溶解したプラチナで各パーツを造りました。

 

ダイヤを留める座を造り、ダイヤの仮置き。

 

石座をロー付け(溶接)しました。

 

再度ダイヤを合わせて確認、そして石留めを行います。

 

このようにasterismでは溶解から始まり

手造りの製作を行っています。

 

出来上がるまでお待ちいただく時間も

製作過程が見て楽しめて

皆さんに喜んでいただいています。

 

自画自賛になりますがこれが工房の良さと思っています!

 

「想い入れのあるものだから貴金属も使用してほしい」

「少しでもリメイク・リフォームの材料費を抑えたい」

とお考えでしたら、ぜひ一度ご相談だけでも

お出掛けになってみてください。

 

 

それでは今日はこの辺で。ありがとうございました(^-^)