上の画像、ピアスとペンダントネックレスは一度リフォームされたジュエリーです。
「出来上がりのイメージがちょっと違ってて。こちらでデザイン変更していただく事はできますか?」
と、ご相談いただきました。
お話を聞いていますと、確かに。
このままでもジュエリーとしては素晴らしいと思うのですが、
今回ご相談いただきましたお母さまとお嬢さまのイメージとは
違和感がありましたし、ヒアリングをしていて、ご希望とも異なる。
大きな変更はせずに、簡単なリフォームをご提案させていただきました。
お母さま用のペンダントネックレス。
気軽に普段使いしたいとのご希望でしたので
下部のトップだけをそのまま使用し、上部のトップと連結バーは取り除かせていただきました。
こちらの方がお気軽に着用できてジュエリーとの距離を縮める事ができます。
よりお洒落を気にするのであれば、その希望を満たす別のアイテムをご用意した方が良いと思います。
受け継いだ、アメシストのペンダントネックレスは亡き方との距離を身近に感じる事、
いつでもどんな時でも着用できる事が最優先です。
お嬢さま用のピアス。
バーはお嬢さまには正直、ハードなデザインは似合わない。
もっと女性らしく、柔らかにしなやかなイメージの方がお似合いになる。
本当に簡単な解決法、
連結していたバーをピンクゴールドのチェーンに変えただけです。
チェーン真ん中に配置したカットボールがチラチラと輝いてかわいいのです。
お嬢さまのイメージにピッタリ。
ご納品時に着用いただきましたが、オーナーとジュエリーの相性はバッチリでした。
そして。
ここからは、リメイクオーダーいただいた指輪のご紹介です。
ネックレスに付いたアメシスト、形見のプラチナの指輪、
前回リメイクで余った地金とダイヤモンドを使用して
母と娘、お揃いの指輪を作らせていただきました。
2つの指輪が共通するのは
宝石のアメシストとプラチナ&金のコンビネーション。
アメシストのサイズはお2人が着用したいお指に合わせてセレクトしています。
お母さまが着用するのは右手薬指。
手の外側に向けて3石のダイヤモンドを留めて、
そのダイヤモンドがより目立つよう、そちら側に金をセレクト。
お嬢さまが着用するのは左手小指。
お母さま同様の仕様ですが、右手と左手の違いで
同じデザインでも反転しています。
同じデザインだけど、全く同じではない。
そこが良い。
この度の再オーダー、誠にありがとうございます!