毎年一年に一度来店されるお客様のお話

いよいよ2月が始まりましたね。

今月もasterismの応援をよろしくお願いします(^-^)

さて、今日は。

昨日お出掛けいただいたお客様の事を

このブログに残しておこうと思い書いています。


毎年一年に一度来店されるお客様


「今年もまた、真珠をお願いしたいのですが・・・」

1月になるとお客様からご連絡をいただき

毎年真珠をひとつお求めになるお客様がいらっしゃいます。

「一年に一度、真珠をひとつずつ購入して

それを集めて、いずれ一連のネックレスに仕立てる」

そんなお話をきっと、どこかで聞かれたのかな?と思うのですが

第一子となる男の子が産まれたタイミングから

この真珠集めは始まり、

ボクとお客様とのお付き合いは

確か記憶だと真珠が3つ目の頃だったかと思います。

それからずっと一年に一度、お客様とお会いしています。

まるで織姫と彦星のような関係ですね(笑)


正直、ボクが心配になったこと


一年に一度、真珠をひとつずつ集めていく事は

とても素敵な事だと思うのですが、実は心配する事もありました。

やっぱりいつか一連のネックレスにしたいのかな?

という事です。

実は真珠の一連のネックレスの球数は約50個なんです。

一連のネックレスの長さはだいたい40cm。

真珠の珠の大きさが7.5-8.0mmだとすると

400(mm)÷8.0(mm)=50個

ネックレスにするには約50年かかるという事になります。

正直にお伝えすると、お二人ともその球数にビックリしていました・・・

ご主人は「どうする?」と奥様に聞いていましたが

奥様は「そんなに数要るんですね・・・

でも、それはあまり問題ではないのでこのまま集めていきます」って。

仮にお客様が事実を知らないとしたら・・・

お客様のご希望のままに事を進めていく事は

自分の気持ちとして何かモヤモヤしていたので

お伝えしたのですが

ボクの心配は無用だったのかもしれません(^^;)


この体験はご家族の文化であり物語


今年もご夫婦と7歳になったお兄ちゃん、

さらに2歳になったお嬢ちゃんの4人でお出掛けいただきました。

そして、真珠を一珠。お選びいただきました。

この真珠たちは、お母さんの首元に納まるのかな?

始めた時には居なかったお嬢ちゃんの首元に納まるのかな?

そんな事をついつい考えてしまうのですが

以前、奥様が言っていたように

どんな形になるのか。

誰のものになるのか。

それは今、問題ではないようです。

ステキな物語の結末を決めるのはやめておきましょう(^-^)

ステキなご家族の物語はまだまだ続いていきます。

今日はこの辺で。