ホープダイヤモンド

皆さんは11月10日(日)放送の『林先生の初耳学』をご覧になりましたか?

当日観る事ができなかったボクは昨晩やっと録画を観ました(^^;)

 

注目の”本当は怖い宝石の話”。出ましたね、ホープダイヤモンド

宝石にご興味ある方々からは放送前から

「ホープダイヤモンドの話じゃないか?」と話題になっていたのですが

まさにソレでしたーーー。

 

画像はWikipediaより


ホープダイヤモンド


ご覧にならなかった方に、

またおさらいとして簡単ですが書いておきます。

 

9世紀、インド南部のデカン高原という場所で

農夫が279ctのダイヤモンドを川から掘り出しました。

その後、ペルシア軍がインドに侵攻した際、

農夫の手からそのダイヤモンドを略奪したと言われています。

そして、ヒンドゥー教寺院に奉納され、

祀られていた女神の彫刻にはめ込まれました。

時は流れ約800年後の17世紀。

フランスの行商人がこのダイヤモンドの二つのうちの一つを盗み、

ルイ14世に売りつけ、

それに怒った寺院の僧侶がこのダイヤモンドに呪いをかけたと言われています。

行商人は死亡、ルイ14世も天然痘で亡くなり、

その後に所有したマリー・ルイーズ、マリー・アントワネット、ルイ16世

みな亡くなってしまいました。

さらに、1830年。

実業家のヘンリー・フィリップ・ホープが競売で

このダイヤモンドを競り落とすのですが、

数年後に急死し、裕福だったホープ家も破産してしまったそうです。

 

そして、そのダイヤモンドはホープダイヤモンドと呼ばれる事になります。

 

あの有名なマリリン・モンローの謎の死も

映画『紳士は金髪がお好き』で

このダイヤモンドを身に付けたからではないか・・・

と囁かれているそうです。

 

現在はこのホープダイヤモンドは

ワシントンにあるスミソニアン博物館に保管されています。

 

余談ですが

世界的に大ヒットとなったあの映画『タイタニック』。

形状は異なるのですが

最後に海底に沈んでいくネックレスのあの青い宝石は

まるでホープダイヤモンドを彷彿させましたよね。

 

あ。

ホープダイヤモンドはブルーダイヤモンドと言われていますが

青というよりはどちらかと言うとグレーに近いと思います。

 


まだまだある【不幸を呼ぶ】と言われる宝石


ホープダイヤモンドは特に有名な宝石ですが

他にもまだまだ怖い話のある宝石が存在します。

有名なコ・イ・ヌールダイヤモンドもそのうちの一つです。

詳しいご説明は長くなるので今日は割愛しますが

ご興味がありましたら調べてみてください♪

 

番組でデヴィ夫人もおっしゃていましたが

こういった逸話やストーリーも宝石の魅力の一つだと思います。

 

宝石ははるか昔から美しさの象徴であり、

その何とも言えない輝きに魅了されてきました。

そんな価値ある物だからこそ、

人々は宝石を巡って奪い争って求め、このような話があるのでしょうね。

 

美しい物の前では我々の心も美しくありたいものです。

 

ところで・・・

ボクはデヴィ夫人の左肩に居たサソリが

気になって気になってしょうがなかったのですが(笑)

 

皆さんはいかがでした?(^-^)

 

今日はこの辺で。