先日投稿しました指輪切断のお話。
想像していた通り、多くの方から反響がありました。
ご自身の事じゃなくとも身近な方の事を含め、皆さん経験がおありだったようです。
さて今日はその実例、ご来店されたお客様のお話しです。
長年愛用されたご結婚指輪がきつくなってしまい、指を圧迫し始めてしまったので
やはり指輪を思い切って切断。
ただ切断するだけではなくて、復元してまた使い続けたいという事でした。
想い出が詰まったジュエリーを大切にしてくれている・・・証の指輪ですもんね。
お相手への気持ちも大切にしているんだと思います。
このような時、僕はとても嬉しくなります。
するとさらに、
以前にご主人からプレゼントしてもらったファッションリングも
「同じくサイズを変更して結婚指輪とくっつけて1本にして欲しい」とご相談が。
では、2本をどう重ねてくっつけるか???と
一緒に考えさせてもらい、1番美しく見えるであろう重ね方にしました。
そんな時間もとても楽しい時間。
サイズのお直しって
「結婚した時より太っちゃったからぁ(笑)」と
よく苦笑いされる方が多いのですが、毎日の主婦業で長年、指を酷使しているのですから。
「私は主婦業を頑張った!」
と誇って良い事だと思いますし
周りの方々も褒めてあげてください(^-^)
・指輪の切断
・2本のサイズお直し
・2本を1本にする溶接加工
そうして出来上がった指輪がこちらです☟
指輪をお預かりしてた時も
癖でついつい左薬指を触ってしまったとか(*^-^*)
新婚当時の
指輪がある違和感から
長い時間をかけて
指輪がない違和感へ
変わっていた数日間だったのではないでしょうか?
結婚当時より長年着け続けたからこそわかる
素敵な違和感ですよね。