結婚20周年を迎えるご主人から記念に贈る

『アンティーク調の指輪を造って欲しい』と

オーダーいただいておりました。

スケジュールを調整し、何とか6月20日にお渡しできる予定・・・


予定の前日 6月19日


アンティーク調ダイヤリングの製造途中

リング部分はすでに出来上がっていて

いよいよダイヤモンドの石座造りを開始。

夕方の完成にはなるけど、何とか明日20日のお渡しができそう。

その報告をオーダー主さまへ連絡。

そして、呑気にTwitterにこんな投稿を。

(奥様がSNSを見る可能性があるのでバレないように10周年と書いています)


18:15 オーダー主さまから着信アリ


「明日、間に合うんですね!ありがとうございます。

ちなみに・・・14時には間に合いますか・・・?」

聞けば21日の父の日に奥様とお子さんたちで

お祝いの企画をしているそうで

そこにびっくりサプライズでこの指輪をプレゼントしたいよう。

オーダー主さまは14時までしか体が空かないので

それ以降のお渡しだと当日のサプライズは不可能。

それは14時までには絶対に間に合わせないといけないですね^_^

余裕を見て12時までに

やったりましょう!!!

元々、夕方お渡しの予定でしたから厳密には4時間早まっただけと

お思いかもしれませんが、そう単純なお話ではないのです(笑)


ここからドタバタ劇場の始まりです


Twitterで慌てて作製している様子を投稿。

約2時間後、各パーツができたので組み上げていきます。

石座のロー付け(溶接)が終了し、リング部分との接合面を削り出し。

石座とリング部分をロー付け(溶接)

炙って真っ黒になった指輪を元に色に戻すために酸で洗います。

ダイヤモンドを石座にはめ込みます。

石座を造っている時に何度も確認してますから、ピッタリです♪

ここで、facebookのライブ配信。

この指輪の経緯とか仕上げのこだわりを少しお話し。

さて。

ダイヤを留めてしまったら磨けないところを磨いて。

このままですとピカピカ過ぎてアンティーク調にはほど遠い(-_-;)

そして、翌日。

一番大事なアンティーク調の仕上げを始めていきます。


その後


オーダー主さまに無事にお渡し。

期待以上!と、とても喜んでいただけました♪

父の日翌日に結果のご報告もいただきました。

そちらはまたのブログに。

今回の一番のポイントは

もっと納期に余裕をもって作業進めておけよ!!!

ってことですよね・・・

今日はこの辺で。