今後開催予定のアステリズム手造り体験会『DIY]』のモニター参加が終了いたしました。
ジュエリーの作製未経験の方が
どんなアイテムを？どうすれば？限られた時間内で作製できるか？
お教えする立場として、ワタシ自身が学ばせていただきました。
試行錯誤は続くと思われますが、流れを掴む事ができました。
参加者の皆さま、ご協力誠にありがとうございます。
さて、本日は最後のモニター参加者さまの作品をご紹介します。
Tさまの手作りジュエリー
参加前より、「どんなジュエリーなら時間内に作製できるのかなぁ？」と
ご相談をいただいておりました。
以前に「いずれ、イヤーカフにリメイクして欲しい」とブレスレットをお預かりしていたので
その作製をご自身の手で行っていただく事になりました。
溶解したトロトロの貴金属を見るのは初めての方が多いので
この時の作業が一番見入るポイントのようですね^_^
力を入れず、金槌の自重に任せてコンコンと振り下ろす感じ。
この作業は比較的女性の方がコツを掴むのが上手な気がしています。
なまじ力のある男性は力任せに叩く傾向が・・・
ワタシが習いたての時なんて、力任せにぶっ叩いていましたから^^;
圧延は地道な作業ですが、伸びていく貴金属の姿は面白いようです。
希望寸法になった板状の貴金属をヤスリで削っていきます。
特に角は耳を傷つけないように大きくRの面取りを。
今回の貴金属は9金で硬かったので、曲げるのはかなりの苦労でした。
形を整えるために再度ヤスリをかけて、磨いて終了です。
シンプルで幅の広いイヤーカフがご希望でしたので
狙い通りの出来上がりになったのではないでしょうか？
内側と縁はピカピカの鏡面、表面はつや消し仕上げになっています。
「いやぁ～。ジュエリーって作るのに、こんな大変な作業しているのねー？」
とおっしゃっていただきましたが
それをご理解いただけただけでも嬉しいです^_^
出来上がったらすぐに鏡の前へ駆け寄り
装着した姿を嬉しそうに眺められていた姿が印象的でしたよ。
Tさま。
モニターのご参加誠にありがとうございました。
今日はこの辺で。
