記念のペアリング:ご結婚指輪と重ねるオンリーワンのデザイン
特別な記念日に手作りされたご結婚指輪と、それに重ねて着けるためのペアリングについてご紹介します。
こちらの指輪には、ご家族のお守りとなる宝石が留められており、
ただのジュエリーではなく、ご家族の絆と10年という年月の歴史が紡いだ「オンリーワン」の指輪です。
オーダーいただいたペアリングの特徴
今回ご紹介する指輪は、一見するととてもシンプルなデザインに見えますが、そのシンプルさの中には深い意味が込められています。
2つの指輪に留まっている宝石は、それぞれお守りになると言われている曜日石です。
表面にはご夫婦それぞれの曜日石が留められており、裏面にはお子さまを含めたご家族の曜日石が配置されています。
特に印象的なのは、ご夫婦のアイディアである、指輪の裏面にある曜日石の配置です。
お子さまの曜日石の間に、ご夫婦それぞれの曜日石が留まっているデザインとなっており、
これが家族全員を見守る「お守り」としての意味を持たせています。
指輪を手に取ると、表面のシンプルな美しさと、裏面の繊細な配置が融合し、ご家族の大切な歴史と絆を感じることができます。
デザインの背景とご提案の経緯
この指輪のデザインを決定するまでには、ご夫婦との綿密なカウンセリングがありました。
当初はもう少しデザイン性のある指輪をご希望されていましたが、
手作りのしやすさと、ご家族ならではのオンリーワン要素を加味した提案をさせていただきました。
手作りの指輪は、その製作過程自体が特別な思い出となります。
今回のペアリングは、形状をシンプルなストレートにし、素材にはそれぞれが持つ美しさを最大限に引き出すため、
奥さま用にはピンクゴールド(K18)、ご主人用にはプラチナ(Pt900)を選びました。
幅は2.5mmで、厚みのある「甲丸」仕上げにすることで、シンプルながらも上品な仕上がりになっています。
宝石の選定においても、細やかな打合せがありました。
最終的に、奥さま用にはエメラルド、裏面にはダイヤモンド、アメシスト、ガーネットが配置され、
ご主人用にはアメシスト、裏面にはダイヤモンド、エメラルド、ガーネットが配置されました。
これにより、ご夫婦それぞれが「自分だけの意味を持つ指輪」を手にしていただく事ができたと思います。
指輪に込められた思いと手作りの価値
このペアリングには、手作りだからこそ込めることができた深い思いがあります。
特に、常に指に触れるのはご自身以外のご家族のお守りの宝石であるという点が、非常に感慨深いものです。
指輪を着けるたびに、その温もりが指輪を通じてご家族全体を包み込む、そんなイメージが浮かびます。
オンリーワンの要素に加え、手作りした経験が一生の思い出となり、
この指輪を通じてご夫婦が築いてきた歴史と愛情が永遠に刻まれることでしょう。
最後に
この度、大切な記念日にアステリズムを頼りにしていただき、本当にありがとうございます。
お2人が手作りされたこの指輪が、ご家族全員を見守り、これからの幸せな未来を照らし続けることを心から願っております。
ご結婚指輪と重ねて着けるペアリングは、ただのジュエリーではなく、
お2人の手で紡がれたご家族の歴史と絆を象徴する特別な存在です。
お守りとしての曜日石を指先に感じながら、いつまでも大切にしていただければ幸いです。
今後も、お2人とご家族の幸せが続きますように。そして、アステリズムがその一助となれれば嬉しい限りです。
引き続き、何かご相談がございましたら、いつでもお気軽にお声掛けください。
Tさま、Mさま、この度は本当にありがとうございます。