2月19日(水)、23日(日)と吉田道場を開催していました。
テーマは『貴金属 金とプラチナと銀のお話』
キャンセルがあったので両日ともに参加者は1名。
マンツーマンだったので、
それはそれで内容の濃いお話ができたように思います。
どんな貴金属が自分に合うのか。
貴金属によって色が異なるので
好き不好きとは別で相性があります。
宝石の色に合わせた貴金属の使い方。
赤い宝石にはこの貴金属を。
青い宝石にはこの貴金属を。
個体によっては色だけで判断できない事もあるのですが
宝石の色と貴金属の色との相性もあります。
貴金属の配合の違い。
プラチナも金も銀もジュエリーに使用されるのは合金です。
その理由は強度を高めるため。
プラチナも金も銀も純のままだと柔らかすぎて
変形もしやすく、傷が簡単に付いてしまいます。
ですので
銀や銅、パラジウムなどを混ぜて強度を高めます。
その混ぜる貴金属の事を割金(わりがね)と呼びます。
特に金は割金によって色が変わるのでとてもユニークです。
今、どんな貴金属が一番高値なのか。
リーマンショックあたりまではプラチナが一番高値でした。
金よりプラチナの方が高いというイメージを持っている方は
まだまだ多いと思います。
実際に23日の相場ですと1gの金額が
金は¥6,442 プラチナは¥3,961 でした。
以前は金に対して約2倍の価格でプラチナは推移していたのですが
逆転してから長い年月が経ちます。
最近、ボク自身がとても驚いた事。
本来、脇役であったはずの割金、パラジウムの価格がとんでもない事に!
現在、1g¥9,000を超えているようです(・_・;)
ですので高い金とパラジウムの合金、
ホワイトゴールドが一番高い貴金属となります。
さらに!です。
こちらの方が衝撃的なのですが
プラチナにはPt950・Pt900・Pt850という種類があります。
これはそれぞれ純プラチナ含有量が95%・90%・85%配合という意味です。
よって950が一番高品位となります。
プラチナとパラジウムの相場を思い出してください。
一番品位が低い850が一番割金のパラジウムを使用します。
一番品位が低いプラチナが一番高くなる状況になる恐れも・・・
そして、
金は投資としてありえるのか。
約12年ほど、金とプラチナの売買をする店舗で務めていましたので
その経験に基づいて少しお話をさせていただきました。
当時、よく株式投資をされている方の流入が多くあり
ご相談も多かったのですが
株式と現物資産投資は大きく異なります。
この現物資産投資はとても単純なようでとても難しいと思います。
どちらかというと資産の保全を目的に運用する事をおすすめします。
ただ、ボクならこう運用するかな?というお話を最後にさせていただきました。
内容は吉田道場参加者の特典とし、ここで書くのはやめておきましょう(^-^)
身近にあっても意外と知らない貴金属のお話。
少しでもお役に立てたなら嬉しいです。
今回もとても楽しい時間を過ごさせていただきました♪
参加者の皆さま、ありがとうございました。
今日はこの辺で。